授業過程の研究手法としてのアーギュメンテーション分析
説明
<p>本稿では,アーギュメンテーション分析と呼ばれる授業過程を記述する研究手法を紹介するとともに,2019年に東京で開催されたアーギュメンテーション分析に関するワークショップとそこでの活動の一端を報告することを目的とする.アーギュメンテーション分析の目標は,授業過程におけるアーギュメンテーションを局所的なレベルと大局的なレベルの両方から理解し,そのアーギュメンテーションの根拠を比較したり推測したりすることである.その際,トゥールミンモデルを用いてトランスクリプトの分析を行い,授業過程にみられるアーギュメントの構造を再構成する.ワークショップでの活動を通して,この研究手法が授業中の相互作用の構造的な特徴を明らかにするための有用な方法論であることが示唆された.</p>
収録刊行物
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- 日本科学教育学会年会論文集
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日本科学教育学会年会論文集 43 (0), 293-296, 2019
一般社団法人 日本科学教育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390285300179681792
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- NII論文ID
- 130007882795
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- ISSN
- 24332925
- 09134476
- 21863628
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可