海産物中タウリン誘導体の薬理作用

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  • 海産物中タウリン誘導体の薬理作用 : ミニレビュー
  • カイサンブツ チュウ タウリン ユウドウタイ ノ ヤクリ サヨウ : ミニレビュー

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説明

タウリンを多く含有する魚介類や海藻にも多彩なタウリンの誘導体が見つかっており、ヒトを含むほ乳動物に対する薬理効果が検討されているものが散見される。例えば、海藻に含まれるホモタウリンは、抗アルツハイマー効果が期待され、過去に臨床試験がすすめられた。イワシから単離されるD-システイノール酸については血圧や血小板凝集への作用が検討されている。このように、海産物中のタウリン誘導体にはヒト生体に対する薬理効果が期待されるが、これまでにあまり研究が進んでいない。本ミニレビューでは海産物中に含まれるタウリン誘導体に関するこれまでの知見を紹介する。

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