書誌事項
- タイトル別名
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- EVALUATION ANALYSIS OF DAILY USE VALUE OF EVACUATION FACILITIES BASED ON COMPARISON BETWEEN DISASTER-PREVENTION PARK AND EVACUATION HILL
- ボウサイ コウエン ト ヒナン タカダイ ノ ヒカク ニ モトズク ツナミ ヒナン シセツ ノ ニチジョウ リヨウ カチ ノ ヒョウカ ブンセキ
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説明
<p> 本研究では防災公園の日常利用性に着目し,津波避難施設と公園の両方の機能を兼ね備えた防災公園と,公園機能の備わっていない避難高台の日常利用状況を比較し日常利用価値を明らかにすることを目的とする.災害時の機能が類似した徳島県阿南市の橘地区防災公園と和歌山県美浜町の松原地区避難高台を対象としてアンケート調査を実施した.その結果,防災公園では高所に整備されているが故の良好な眺望を楽しむこと,散策・散歩といった日常的な使われ方をしていることや,それにより避難訓練への参加率が高くなることが明らかになった.仮想評価法を用いた推計により,避難高台を日常的に利用できる公園化整備することは約650~760円/年・世帯の便益があることがわかった.</p>
収録刊行物
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- 土木学会論文集B2(海岸工学)
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土木学会論文集B2(海岸工学) 76 (2), I_1273-I_1278, 2020
公益社団法人 土木学会