アルミノケイ酸塩を用いた汚染飛灰中放射性Csの難溶性態化に関する研究
書誌事項
- タイトル別名
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- Study on insolubilization of radioactive Cs in contaminated fly ash using aluminosilicate
説明
<p>アルミノ珪酸塩(微斜長石、もしくは長石合成材料(ゾル試薬))は加熱条件下で飛灰中のCsを捕捉し、難溶性態化することをこれまでの研究で確認した。しかし、これまでは安定Csを用いた検討であり、実汚染灰や放射性Csでも同様に捕捉可能化が確認されていない。そこで本研究では、福島県で発生している実汚染飛灰とラジオアイソトープ(Cs-137)を添加した模擬汚染灰を用いてアルミノ珪酸塩との加熱試験を行った。その結果、放射性Csであってもアルミノ珪酸塩はCsを捕捉し、難溶性態化した。捕捉効率はアルミノ珪酸塩が多いほど高く、飛灰量の3倍程度のアルミノ珪酸塩を加えれば98%以上の効率でCsは難溶性態化することを確認した。</p>
収録刊行物
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- 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集
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廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 31 (0), 429-, 2020
一般社団法人 廃棄物資源循環学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390286426519990656
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- NII論文ID
- 130007948123
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可