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- 三代 紗季
- 日本歯科大学生命歯学部歯周病学講座
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- 五十嵐 (武内) 寛子
- 日本歯科大学生命歯学部歯周病学講座
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- 沼部 幸博
- 日本歯科大学生命歯学部歯周病学講座
書誌事項
- タイトル別名
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- Expression of Cannabinoid Receptor GPR55 in Human Gingival Fibroblasts and Anti-inflammatory Effects of Cannabidiol via GPR55
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説明
<p>大麻に含まれるカンナビジオール (CBD) は抗炎症作用を有し, その受容体とされるG-protein coupled receptor 55 (GPR55) は炎症制御との関連が示唆されている. 本論文ではヒト歯肉線維芽細胞 (HGFs) におけるGPR55の発現状態と, GPR55を介したCBDの抗炎症作用とを検討した. HGFsをControl群, LPS群, CBD処理後LPS刺激群 (CBD+LPS群), CBD群に分け受容体の発現および局在を確認した. GPR55ノックダウンの有無により, 培養上清中のInterleukin (IL) -6およびIL-8タンパク質産生量を比較した. GPR55の発現量はLPS群およびCBD+LPS群で有意に減少し (p<0.05), タンパク質の局在は全群のHGFsの細胞質内にびまん性に認められた. また, 非ノックダウンHGFsではLPS群と比較してCBD+LPS群で有意にIL-6, 8の産生が減少していた (p<0.05). 一方ノックダウンHGFsでは, control群と比較してLPS群とCBD+LPS群で有意にIL-6, 8の産生が増加していたが (p<0.05), 両群間に有意な差はなかった. 本研究ではHGFsにおけるGPR55の恒常的発現と, 炎症下での発現減少傾向を確認し, CBDによる抗炎症作用の一部がGPR55を介する可能性が示唆された. </p>
収録刊行物
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- 日本歯周病学会会誌
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日本歯周病学会会誌 63 (1), 11-23, 2021-03-31
特定非営利活動法人 日本歯周病学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390287525777004416
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- NII論文ID
- 130008007265
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- ISSN
- 1880408X
- 03850110
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可