けい酸塩系表面含浸工の改質効果とCl<sup>-</sup>浸透阻止性に関する定量評価方法の検討

  • 近藤 拓也
    高知工業高等専門学校 ソーシャルデザイン工学科(〒783-8508高知県南国市物部乙200-1)
  • 宮里 心一
    金沢工業大学 工学部環境土木工学科(〒924-0838石川県白山市八束穂3-1)
  • 高橋 由菜
    高知工業高等専門学校 専攻科建設工学専攻(〒783-850高知県南国市物部乙200-1)
  • 横井 克則
    高知工業高等専門学校 ソーシャルデザイン工学科(〒783-8508高知県南国市物部乙200-1)

書誌事項

タイトル別名
  • QUANTITATIVE ANALYSIS OF THE MODIFICATION EFFECT AND CHLORINE PENETRATION INHIBITION OF SILICATE TYPE SURFACE PENETRANTS

抄録

<p>けい酸塩系表面含浸材を施工したモルタルのCl-浸透阻止性の定量評価を図るため、W/Cおよび表面含浸材の使用量をパラメータとして、ビッカース硬さ試験により得られた硬さ分布と、塩水噴霧試験により得られたモルタル中の塩化物イオン濃度分布を測定した。これより改質部の見かけの拡散係数を同定した。その結果、W/Cが小さいほど、ビッカース硬さ試験により得られる改質効果が同一の場合、見かけの拡散係数の低下率が大きくなる傾向を示した。また、この検討結果を用いてCl-浸透シミュレーションを実施し、鉄筋腐食発生限界量到達期間について検討を行った。</p>

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参考文献 (3)*注記

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