膨張材および収縮低減剤の使用が高強度繊維補強モルタルの諸性能に及ぼす影響

  • 橋本 理
    大成建設株式会社 技術センター生産技術開発部(〒245-0051神奈川県横浜市戸塚区名瀬町344-1)
  • 渡部 孝彦
    大成建設株式会社 技術センター生産技術開発部(〒245-0051神奈川県横浜市戸塚区名瀬町344-1)
  • 武田 均
    大成建設株式会社 技術センター生産技術開発部(〒245-0051神奈川県横浜市戸塚区名瀬町344-1)
  • 武者 浩透
    大成建設株式会社 技術センター生産技術開発部(〒245-0051神奈川県横浜市戸塚区名瀬町344-1)

書誌事項

タイトル別名
  • EFFECT OF THE USE OF EXPANSIVE ADDITIVE AND SHRINKAGE REDUCING AGENTS ON THE PERFORMANCE OF HIGH-STRENGTH FIBER REINFORCED MORTAR

抄録

<p>プレキャストセグメント工法における接合部の間詰材として開発した、早期強度発現性の高強度繊維補強モルタルに対して、膨張材および収縮低減剤を添加した配合の自己収縮低減効果および強度特性や耐久性に及ぼす影響について実験的検討を実施した。その結果、膨張材と収縮低減剤を併用した配合で自己収縮低減効果が大きく、本研究の範囲内では再膨張現象を生じないことや、大きな強度低下が生じないこと、長期耐久性を有していることを確認した。また、凍結融解試験において膨張材の添加量が多いほど広範囲に亘るスケーリングが確認され、養生方法に工夫が必要であることが示唆された。</p>

収録刊行物

参考文献 (3)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ