生野菜から分離された乳酸菌の<i>in vitro</i>および<i>in vivo</i>におけるアフラトキシンに対する暴露低減効果
書誌事項
- タイトル別名
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- <i>In vivo</i> and <i>In vitro</i> Mitigation Effects of Lactic Acid Bacteria Derived from Fresh Vegetables on Aflatoxins
- In vivo and In vitro Mitigation Effects of Lactic Acid Bacteria Derived from Fresh Vegetables on Aflatoxins
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抄録
<p>漬物に使用される伝統的な4種類の生野菜(キュウリ,白菜,大根,ナス)から分離した乳酸菌(LAB)によるアフラトキシン(AFs)に対する暴露低減効果を調査した.最初に,AFM1との結合能を調べ,各野菜から最も結合率が高いLABを1株ずつ計4株選んだ.選んだ4菌株とAFB1,AFB2,AFG1,AFG2およびAFM1との結合率は,キュウリ由来LABで57.5%~87.9%,白菜由来LABで18.9%~43.9%,大根由来LABで26.4%~41.7%,ナス由来LABで15.0%~42.6%であった.また,キュウリ,白菜,大根およびナスから分離されたLABは,それぞれLactococcus lactis subsp. lactis,Weissella cibaria,Leuconostoc mesenteroides,Leu. mesenteroidesと同定された.さらに胃の中を模した酸性条件下で4菌株とAFM1との結合能を測定したところLABの生菌数は減少したが結合能はいくつかの菌株で増加し,これらの菌株はAFsとの結合能を保持していた.動物実験においてキュウリ由来L. lactis subsp. lactisが血清へのAFB1の吸収を有意に阻害することが明らかになった.以上の結果から漬物(浅漬けとぬか漬け)に使用される野菜に生息するLABがAFsと結合能を持ち,AFsに対する暴露低減効果を有すことが示唆された.</p>
収録刊行物
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- 食品衛生学雑誌
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食品衛生学雑誌 62 (5), 148-156, 2021-10-25
公益社団法人 日本食品衛生学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390289920602548480
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- NII論文ID
- 130008112974
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- NII書誌ID
- AN00117741
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- ISSN
- 18821006
- 00156426
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- NDL書誌ID
- 031817647
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- PubMed
- 34732640
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可