ミー散乱とレイリー散乱の手法を用いた雨滴と海面砕波飛沫の散乱特性
書誌事項
- タイトル別名
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- Scattering charactristics of rain and sea spray based on the approaches of Mie and Rayleigh scattering
説明
<p>本研究では,雨や海面砕波飛沫に適用すべき散乱理論を明らかにするために,サイズパラメータと屈折率の変化に対するMie理論の感度実験を行なった.直径6mm以下の粒子は,Rayleigh散乱として表現可能であり,直径が6mm以上の場合,波長が2mmにおいては,Mie散乱を適用する必要がある.同分析から,雨の直径スケールは約5~8mm,海面砕波飛沫は1mm程度であるため,雨や飛沫に3種類の波長を照射した場合、Rayleigh散乱が適用可能である.サイズパラメータが1より小さい場合であっても,Rayleigh散乱はMie理論に基づいているため,Mie理論の適用が可能である.今回の感度解析は単一の粒子に対するものであるため,複数の粒子による散乱を考慮するためにはさらなる検討が必要である.</p>
収録刊行物
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- 水文・水資源学会研究発表会要旨集
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水文・水資源学会研究発表会要旨集 34 (0), 238-, 2021
水文・水資源学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390290559461719040
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- NII論文ID
- 130008138004
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可