CMCと対面場面におけるコミュニケーション特徴に関する研究
書誌事項
- タイトル別名
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- The features of computer-mediated and face-to-face communication
- CMC ト タイメン バメン ニオケル コミュニケーション トクチョウ ニカンスル ケンキュウ
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説明
当研究ではチャットと対面場面という2つの条件に同一の被験者を割り当て、メディアの違いがコミュニケーション行動に及ぼす影響を被験者内で比較する実験を行った。具体的には、メディア間でコミュニケーションにどのような差異がみられるかを量的・質的両方の側面から検討するとともに、社会的スキルとの関連や他者の印象の感じ方の違いについても合わせて検討した。その結果、CMCでは社会的スキルが発言量に影響を及ぼさないこと、発言量にCMCと対面というメディア間での差がみられないこと、対面条件ではCMC条件よりも他者の親しみやすさ、活発さ、軽薄さといった印象を強く感じること、対面条件では他者の発言に対して短い相槌による返答を行う傾向が強いのに対しCMCでは自己開示的内容を含んだ返答をする傾向が強いことなどが明らかになった。
収録刊行物
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- 対人社会心理学研究
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対人社会心理学研究 3 93-101, 2003
大阪大学大学院人間科学研究科対人社会心理学研究室
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390290699781400960
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- NII論文ID
- 40005784477
- 120004839799
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- NII書誌ID
- AA11550166
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- DOI
- 10.18910/5602
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- HANDLE
- 11094/5602
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- NDL書誌ID
- 6548370
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- ISSN
- 13462857
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDLサーチ
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