ファカルティ・ディベロップメントでの学びと薬学教育におけるその実践 : アクティブ・ラーニングと授業設計に注目して
書誌事項
- タイトル別名
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- Learning at faculty development and its practice in pharmaceutical education : Focus on active learning and class design
- ファカルティ ディベロップメント デノ マナビ ト ヤクガク キョウイク ニ オケル ソノ ジッセン アクティブ ラーニング ト ジュギョウ セッケイ ニ チュウモク シテ
- 教育実践レポート ファカルティ・ディベロップメントでの学びと薬学教育におけるその実践 : アクティブ・ラーニングと授業設計に注目して
- キョウイク ジッセン レポート ファカルティ ・ ディベロップメント デ ノ マナビ ト ヤクガク キョウイク ニ オケル ソノ ジッセン : アクティブ ・ ラーニング ト ジュギョウ セッケイ ニ チュウモク シテ
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説明
教育実践レポート
ファカルティ・ディベロップメント (Faculty Development; FD) の重要性は薬学教育においても認識されているが,受講者がFD研修会で学んだ事をどのように授業へ応用しているかという長期的な成果は報告されていない.そこで筆者自身のFD受講記録とこれまでに担当した授業を振り返り,FDで学んだ事がいつ,どのように授業で実践できたか,について考察した.振り返りは大阪大学授業支援システム上のFD受講記録,FD研修会で配布された資料,授業のために作成した資料,レポート課題等を確認する事により行った.2018年2月に受講したFD研修会 (コースデザインワークショップ) で学んだ内容が,2018年10月以降の2つの授業で実践に応用できていた.「医薬品情報学」では独自に考案した4つ折り型シャトルカードを用いたアクティブ・ラーニングとして実践できた.また,「事前学習」における災害医療をテーマに授業を設計するにあたり,授業設計法を学んだ事が役立った.したがって,FDでの学びはアクティブ・ラーニングの実践と授業設計に有用であった.FDの効果については長期的な調査も必要だと考えられた.今後も継続してFD研修会に参加し,授業デザインを学び,実践すると共に,長期的なFDの効果の評価方法についても検討してみたい.
収録刊行物
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- 大阪大学高等教育研究
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大阪大学高等教育研究 8 33-39, 2020-03-10
大阪大学全学教育推進機構
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390290699794261632
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- NII論文ID
- 120006819898
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- NII書誌ID
- AA1260980X
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- DOI
- 10.18910/75498
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- HANDLE
- 11094/75498
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- NDL書誌ID
- 030315644
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- ISSN
- 21876002
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDLサーチ
- CiNii Articles