初回基礎看護実習におけるプロセスレコードの分析 : コミュニケーションのつまづき場面に焦点をあてて

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タイトル別名
  • The Analysis of the Process Records by the First-Year Nurse Students in Fundamental Practice : Centering around Their Unsuccessful Experiences in Communication
  • ショカイキソカンゴジッシュウニオケルプロセスレコードノブンセキ : コミュニケーションノツマズキバメンニショウテンオアテテ
  • ショカイ キソ カンゴ ジッシュウ ニ オケル プロセスレコード ノ ブンセキ コミュニケーション ノ ツマヅキ バメン ニ ショウテン オ アテテ

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説明

初回基礎看護実習における看護学生のプロセスレコード77件中コミュニケーションのつまづき場面47件について,その要因と特徴を患者と看護学生の視点から分析し,以下の結果を得た。1)看護学生は患者への気遣いや推測から自らの発言を制限し,患者への意思伝達が困難になっている。2)対応困難な話題に関して,看護学生は聞くよりも何か発言しようとする傾向にある。これらの結果から,対応困難なコミュニケーション場面に出会った看護学生に対して,指導者に求められることは,その場での適切な事後指導と,学生の思いを表現できる教育的思慮深さであることを考察した。

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