How Brazilian-Portuguese Speakers Learning Japanese Recognize and Produce the Japanese Resultative teiru: A Study From the Perspective of the Influence of (In)definite Articles

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  • ブラジル・ポルトガル語を母語とする日本語学習者の結果残存のテイルの使用傾向 : 定冠詞と不定冠詞による影響
  • ブラジル ・ ポルトガルゴ オ ボゴ ト スル ニホンゴ ガクシュウシャ ノ ケッカ ザンソン ノ テイル ノ シヨウ ケイコウ : テイカンシ ト フテイ カンシ ニ ヨル エイキョウ

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Abstract

日本語で「結果残存のテイル」とブラジル・ポルトガル語(以下BP)の「estar+過去分詞」は基本的に対応する。そのため、「結果残存のテイル」は比較的に習得が困難ではないと思われるが、日本語母語話者が「結果残存のテイル」を使用しているのに対して、BPを母語とする日本語学習者(以下BPS)が「ある/いる」を使用している場合がある。これはBPにおける定冠詞と不定冠詞の影響だと思われる。それを確認するため本研究ではBPSを対象とし、習得上の問題があるとされている「結果残存のテイル」の習得困難の原因を考察し、アンケート調査と文法性判断調査を通して、その特徴を提示した。その結果、不定冠詞がつく場面では「ある」の使用、定冠詞がつく場面ではタ形の使用が見られた。これらはBPにおける冠詞の影響だと思われる。

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