An analysis of Japanese technical cooperation using Ghana as a case study

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  • 国際開発援助における日本型技術協力の特徴と課題 : ガーナにおけるJICA研修事業を通した考察
  • コクサイ カイハツ エンジョ ニオケル ニホンガタ ギジュツ キョウリョク ノ トクチョウ ト カダイ : ガーナ ニオケル JICA ケンシュウ ジギョウ オ トオシタ コウサツ
  • コクサイ カイハツ エンジョ ニオケル ニホンガタ ギジュツ キョウリョク ノ トクチョウ ト カダイ : ガーナ ニオケル ジャイカ ケンシュウ ジギョウ オ トオシタ コウサツ

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日本の技術協力は、「現場主義」と「暗黙知の重視」を特徴とし、自国の経済発展の特性を活かした手法である。しかし、未だ体系化された理論的枠組みが存在しないため、国際社会からは「理念と戦略なきバラまき」であるとの批判が根強い。本稿では、このような問題を抱える技術協力に対して、日本企業の経営手法を理論化した「組織的知識創造理論」を用いて分析を試み、日本の技術協力の問題点を見出した。具体的には、ガーナにおけるJICAの研修員受入事業を事例として、技術協力への考察を行った。結果、日本企業と研修事業に共通性が見出された。そして最後に、技術協力が途上国に持続的なインパクトをもたらすためには、それを補完する追加的支援が必要であるという提言を行った。

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