全脳全脊髄照射を施行したAT/RT長期生存の一例
書誌事項
- タイトル別名
-
- The long survival case of AT/RT after whole brain/total spinal cord irradiation
この論文をさがす
説明
1歳3カ月の幼児の中枢神経性非定型奇形腫様ラブドイド腫瘍(AT/RT)に対する放射線治療を経験した。第三脳室内に原発し,水頭症をきたしていた。手術による完全切除はできず,その後のMRIで髄膜播種を認めた。<br> 全脳・全盛髄照射36Gy/20fr/4weeksおよび原発巣へ360°回転原体照射18Gy/10fr/2weeksを追加した。少しでも予後を延長することを目的に,modified IRS-Ⅲを上記を組み合わせた。治療終了後5年を経過して生存している。<br> 晩期障害としては,成長ホルモン分泌不全と原発性甲状腺機能低下症が認められるが,いずれもホルモン補充療法にてコントロールされている。
収録刊行物
-
- Toyama medical journal
-
Toyama medical journal 28 (1), 17-20, 2018-03
富山大学医学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390290846622103296
-
- NII論文ID
- 120006882136
-
- NII書誌ID
- AA12720250
-
- ISSN
- 27586014
- 21892466
-
- HANDLE
- 10110/0002000574
-
- 本文言語コード
- ja
-
- 資料種別
- departmental bulletin paper
-
- データソース種別
-
- JaLC
- IRDB
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可