政策の不確実性が競争戦略を決める:「野心的な」脱炭素政策の事例から

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タイトル別名
  • Uncertainty of Policy shape Competitive Strategy: Case Study of “Ambitious" Decarbonization Policy in Japan

抄録

<p>政策の不確実性が競争戦略に与える影響を、日本の「脱炭素」政策を事例として分析した。菅首相は、2050年までに「脱炭素」を実現し、2030年までに温室効果ガスを「46%削減」すると公表した。経済産業省は「エネルギー基本計画」で電源構成の素案を発表したが、不確実性を有し問題があった。この不確実性が発生する原因は、政治主導で科学的アプローチをとらなかったことであった。また、官僚が、「帳尻合わせ」で「達成困難な」政策を立案することも原因であった。企業は、自ら調査し考え判断する必要がある。実践的な戦略を立てることで、脱炭素のビジネスチャンスを掴める。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390290868760865536
  • NII論文ID
    130008145119
  • DOI
    10.11497/jasmin.202111.0_239
  • 本文言語コード
    en
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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