子どもが育つための保育者の環境へのアプローチ

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書誌事項

タイトル別名
  • Teachers’ Approach to Environment for Stimulating Children’s Development
  • - Showing Cases of Children’s Physical Play at Kindergarten -
  • -幼稚園における運動遊びの事例を通して-

抄録

<p>今、子どもを取り巻く環境が大きく変化し、現状から見えてくる課題は大きい。 生活全体が便利になったことで、歩くことをはじめ、体全体を動かす機会が減少し、子どもにとっても体を動かす遊び等の機会が少なくなっている。子どもにとって体を動かす機会が減少していることは、その後の子どもの発達に大きな影響力がある。それは、児童期や、青年期の運動やスポーツに親しむ資質・能力の育ちの減退、意欲・気力の弱まり、ひいては、対人関係などへのコミュニケーションの構築にも影響が及ぶようにもなる。 このような状況を改善するためには、子どもが主体的に体を動かすことが大切である。主体的な身体活動は、子どもの身近な「環境」から育まれる。そして、その「環境」を構成する保育者の存在、保育者の子どもへの細やかな支援、援助が不可⽋である。 本論では、幼稚園における運動遊びへの取り組みの事例をとおして、子どもが育っていくための保育者の「環境」へのアプローチは如何にあるべきかを探究していく。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390291932617389696
  • DOI
    10.24699/koshient.40.0_19
  • ISSN
    24340251
    0912506X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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