COVID-19の感染拡大がレガシーキャリアの国内線の運航に与えた影響分析

  • 野田 勇翔
    呉工業高等専門学校 プロジェクトデザイン工学専攻
  • 掛 明日花
    長岡技術科学大学 環境社会基盤工学課程
  • 神田 佑亮
    呉工業高等専門学校 環境都市工学分野
  • 宇根本 一輝
    西日本高速道路株式会社関西支社 阪奈高速道路事務所
  • 高雄 悠太
    呉工業高等専門学校 プロジェクトデザイン工学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • ANALYSIS OF THE IMPACT OF THE SPREAD OF COVID-19 ON THE DOMESTIC FLIGHT OPERATIONS OF LEGACY CARRIERS

抄録

<p> 2020年初頭より,新型コロナウイルスCOVID-19が全世界で猛威を振るっており,各国の経済活動に大きな影響を与えている.そのため,都市間移動を中心に人々の移動需要が減少し,航空国内線では,減便等により供給の調整がなされた.</p><p> 本研究では,こうした影響について,民間フライトログデータ公開サイト「Flightrader24」を用いてフライトデータを収集し,羽田空港発着の7路線に着目して便数や提供座席数の推移を定量的に分析した.その結果,感染の拡大状況に応じて運休や便数を減少させつつも,小型機への機材変更等により最低限のサービス水準を確保していたことが確認された.また北海道や沖縄などの離島路線では,貨物輸送能力の確保のため,大型機での運航が継続されていたことも確認された.</p>

収録刊行物

参考文献 (2)*注記

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