品評会における煎茶の評価とアミノ酸,カテキン類,テオガリン,没食子酸およびカフェインとの関係

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タイトル別名
  • Relationship between Sencha Evaluation in the Competition and its Components Including Amino Acids, Catechins, Theogallin, Gallic Acid, and Caffeine
  • ヒンピョウカイ ニ オケル センチャ ノ ヒョウカ ト アミノサン,カテキンルイ,テオガリン,モッショクシサン オヨビ カフェイン ト ノ カンケイ

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抄録

<p>2015年に関西地区で行われた品評会の出品茶119点の煎茶のうち上位,中位,下位の各10点ずつ合計30点を選び,茶葉中のアミノ酸,カテキン類,テオガリン,没食子酸およびカフェインを調べた。アミノ酸では,上位茶のテアニン,グルタミン酸およびアルギニン含有量が有意に高かった。カテキン類では,エピカテキンガレートは上位茶で有意に高く,エピガロカテキンガレートは,下位から上位につれ高まる傾向であった。また,上位茶と中位茶のテオガリンが有意に高かった。上記の成分は,主成分分析においても品評会における評価への関与が高く,重要な成分であると考えられた。</p>

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