腸内細菌叢と消化管内分泌細胞との機能連関

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • Functional interaction between the intestinal microbiota and enteroendocrine cells

この論文をさがす

抄録

<p>小腸上皮内に存在する小腸内分泌L細胞から分泌されるグルカゴン様ペプチド-1(glucagon-like peptide-1: GLP-1)は,インスリン分泌を促進し,食欲を抑制する.このGLP-1分泌は,消化管管腔内の様々な物質や血中に含まれる神経伝達物質やホルモン,さらには腸内細菌叢が産生する様々な代謝物などによって制御されているが,その詳細な制御機構は不明である.そこで本稿では,特にアミノ酸や腸内細菌代謝物などがGLP-1分泌に及ぼす影響について紹介する.</p>

収録刊行物

  • 自律神経

    自律神経 59 (2), 226-229, 2022

    日本自律神経学会

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ