書誌事項
- タイトル別名
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- A Comparative Study of Kamigata and Edo Vocabulary; About the subsidiary Verb Te-morau in The Late Edo period
- キンセイ コウキ ニ オケル ホジョ ドウシ テモラウ : カミガタゴ ・ エドゴ ノ タイショウ
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説明
本稿では、近世後期における補助動詞テモラウについて、上方語と江戸語の違いを観察した。観察の結果、複文型の迷惑タイプ、サセテモラウは、江戸語に比して上方語に多く見られることが分かった。また、江戸語では複文型の迷惑タイプ、サセテモラウが人情本からしか見られなかった。これらのことから、上方語においてテモラウの変化が先行していたこと、とりわけ、江戸語では受益タイプの制限が強かったことを述べた。
収録刊行物
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- 名古屋大学国語国文学
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名古屋大学国語国文学 110 148-133, 2017-11-10
名古屋大学国語国文学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390292782172380288
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- NII論文ID
- 40021442009
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- NII書誌ID
- AN00180453
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- HANDLE
- 2237/0002003062
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- NDL書誌ID
- 028778036
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- ISSN
- 04694767
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可