尺度研究におけるCOSMINガイドラインの動向

DOI 被引用文献1件 オープンアクセス
  • 佐藤 秀樹
    福島県立医科大学医学部災害こころの医学講座 福島県立医科大学放射線医学県民健康管理センター
  • 土屋 政雄
    株式会社アドバンテッジリスクマネジメント

書誌事項

タイトル別名
  • Up to Date COSMIN Guidelines for a Study of Measurement

説明

<p>認知行動療法は目に見えない構成概念を測定する尺度の開発とともに発展してきた。患者報告式アウトカム尺度(Patient-Reported Outcome Measure: PROM)とは、患者の健康状態を患者自身の直接的な報告から情報を得て、修正や解釈を介さない尺度を指す。PROMの系統的レビューによってPROMの測定特性を理解することは、臨床や研究で測定したい概念に適したPROMを選ぶ場合などにも役立つ。本稿では、COSMIN(COnsensus-based Standards for the selection of health Measurement INstruments)の方法論に基づき、2018年に改訂された(a)PROMの系統的レビューのガイドライン、(b)コアアウトカムセットのガイドライン、(c)特に大きく変更された内容的妥当性のガイドラインについて解説する。</p>

収録刊行物

  • 認知行動療法研究

    認知行動療法研究 48 (2), 123-134, 2022-05-31

    一般社団法人 日本認知・行動療法学会

被引用文献 (1)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390292936927989120
  • DOI
    10.24468/jjbct.21-005
  • ISSN
    24339040
    24339075
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    journal article
  • データソース種別
    • JaLC
    • KAKEN
    • Crossref
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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