ハロゲン結合を利用した分子の光化学的活性化の化学

DOI
  • 山口 英士
    岐阜薬科大学創薬化学大講座合成薬品製造学研究室

抄録

ハロゲン結合は非共有結合性の相互作用であり、近年様々な分野で研究が進められている。とりわけ有機合成化学では、Lewis酸ミミックな働きに着目され研究開発が進められていた。本稿では、ハロゲン結合を介して形成した錯体が電荷移動錯体として働くことに着目し、ハロゲン結合を介した光化学的分子変換反応により織りなされる分子変換反応について、最新の知見を含めて紹介する。

収録刊行物

  • ファルマシア

    ファルマシア 58 (10), 933-937, 2022

    公益社団法人 日本薬学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390293633437536000
  • DOI
    10.14894/faruawpsj.58.10_933
  • ISSN
    21897026
    00148601
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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