サイバーフィジカルシステムと人工物設計

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書誌事項

タイトル別名
  • Cyber-Physical Systems and Artifact Design
  • From the Perspectives of Manufacturing and Resource Circulation
  • ものづくり・資源循環の視点から

抄録

2011年にドイツが提唱した第4次産業革命(インダストリー4.0)を契機として、製造業においてデジタル化が急速に進展している。その中核をなす技術が、物理空間とサイバー空間を連携させたサイバーフィジカルシステム(CPS)である。CPSは、生産システムのみならず、交通システムやエネルギーシステムなど様々な分野で普及しつつある。生産システムを対象としたCPSでは、工場内の多様なデータをセンサーで収集し、サイバー空間でデジタル技術を用いて分析することで、生産効率向上や改善活動の支援に繋げるといった取り組みが見られる。本稿では、主にものづくりと資源循環の視点からCPSの現状を眺めるとともに、人工物設計におけるCPSの可能性および今後の課題について論じる。

収録刊行物

  • 場の科学

    場の科学 2 (2), 23-36, 2022-09-30

    協創&競争サステナビリティ学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390294020638288256
  • DOI
    10.50991/jasccorg.2.2_23
  • ISSN
    24343766
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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