書誌事項
- タイトル別名
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- What are Plant-Based Meat Alternatives?:Their Current Status, Basic Technology and Future Outlook
説明
食肉は主要なタンパク質給源であるが,従来の畜産手法は環境負荷が高く,また十年以内に人口増加と生活水準向上による需要増に応えられなくなると予想されている.これに呼応するように,近年再現性の高い代替肉が開発され,急速に普及しつつある.畜産による食肉生産の,地球環境問題に対する問題点と,それを植物性素材に置き換えることで期待されるインパクトについて説明した.さらに代替肉の開発状況をその黎明期から示し,またここ数年に上市された代替肉の特徴と,今後発売が予想される培養肉の開発状況について詳述した.また,再現性向上に大きく寄与したふたつの食品添加物(トランスグルタミナーゼ,メチルセルロース)の機能的特徴と加工食品全般における応用例を記した.さらに,消費者の代替肉の受容・普及の見通しを,急増する柔らかい菜食主義者:フレキシタリアンの登場と併せて論じた.代替肉は様々な環境要因が軌を一にしたことで,今後爆発的に普及し,食肉を徹底的に置き換える可能性を秘めている.
収録刊行物
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- 仁愛大学研究紀要. 人間生活学部篇
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仁愛大学研究紀要. 人間生活学部篇 (13), 1-14, 2022-02-20
仁愛大学
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390295590860671616
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- ISSN
- 21853363
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可