ドライバー視点から見た生活道路における歩車すれ違い時の不安感に関する研究 - VRシミュレーションを用いて-

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書誌事項

タイトル別名
  • A Study on The Driver’s Fear While Passing Between Pedestrian and Vehicle at Residential Street - Using VR Simulation -

抄録

<p>2020年に国土交通省により公表された道路ビジョンでは2040年に目指す道路像として「安全性や快適性が確保された歩車共存の生活道路」が挙げられている。また、近年自動運転車両の開発研究が盛んに行われていることから、今後、歩行者と自動運転車両がすれ違う場面が増加することが考えられる。自動運転車両が普及するためには、歩行者とすれ違う場面において、乗車中の人が安心して乗車できることが重要であると言える。そこで本研究では、歩車がすれ違う場面に着目し、自動車のどのような挙動がドライバーに不安感を与えるのかを調査し、不安感が発生する際の速度と歩車間距離を定量的に示した。さらに、減速挙動のうち、減速度と最終速度に着目し、不安感に与える影響を明らかにした。</p>

収録刊行物

  • 交通工学論文集

    交通工学論文集 9 (3), 37-46, 2023-04-01

    一般社団法人 交通工学研究会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390295658300986624
  • DOI
    10.14954/jste.9.3_37
  • ISSN
    21872929
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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