A Method of Creating ESD-Social Studies in Elementary School Utilizing Cultural Properties: Based on the Practice of Grade 4 Elementary School Social Studies “Cultural Properties and Anual Events within the Prefecture”

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Other Title
  • 文化財を活かした小学校における ESD 社会科創出の一方法 - 小学校4年生社会科「県内の文化財や年中行事」の実践から -
  • ブンカザイ オ イカシタ ショウガッコウ ニ オケル ESD シャカイカ ソウシュツ ノ イッポウ ホウ : ショウガッコウ 4ネンセイ シャカイカ 「 ケンナイ ノ ブンカザイ ヤ ネンチュウ ギョウジ 」 ノ ジッセン カラ

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Abstract

平成 29 年3月に公示された学習指導要領をもとに、令和4年1月に小学校4年生の「県内の文化財や年中行事」 の単元開発を実践した。授業では、中澤静男 (2021) の「歴史文化遺産が語る持続可能な社会づくりの必須条件」を手掛かりに、持続可能な開発目標 (SDGs) の関連に着目することで、歴史理解と文化財の保存・継承にとどまらない、持続可能な社会の条件やそのために必要な市民参画を考え、SDGs の達成に貢献する価値観への転換と行動化を促す授業展開を試みた。本稿では、教科書の学習内容の検討をもとにして単元「東大寺の大仏が語る SDGs」を開発実施し、学 習指導要領前文と解説に新たに加えられた、持続可能な社会づくりを担おうとする態度を養うことも視野に入れた小学 校における ESD 社会科を提案する。

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