遷延性意識障害を合併した多発骨折による完全型脂肪塞栓症候群の1例
書誌事項
- タイトル別名
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- A CASE OF COMPLETE FAT EMBOLISM SYNDROME DUE TO MULTIPLE FRACTURES COMPLICATED BY PROLONGED DISTURBANCE OF CONSCIOUSNESS
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抄録
<p> 症例は31歳男性, 交通外傷で受傷し当院に搬送された. 両側大腿骨骨幹部骨折・骨盤開放骨折に加えて腹腔内損傷を合併していた. 大腿骨骨折に対しては待機的手術の方針として鋼線牽引を行ったが, 入院2日目に頻脈, 血圧低下・酸素化障害・意識障害・発熱を認め, 脂肪塞栓症候群と診断した. 骨折部の安定化が必要と考え緊急で髄内釘術を施行した. その後も意識障害は改善せず第31病日目に転院となった. 脂肪塞栓症候群を早期に発症した場合には重症度が高くなるため, 多発外傷診療においては常に脂肪塞栓症候群を念頭に置いて診療にあたる必要がある.</p>
収録刊行物
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- 日本外傷学会雑誌
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日本外傷学会雑誌 37 (3), 324-330, 2023-07-20
一般社団法人 日本外傷学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390296829542418944
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- ISSN
- 21880190
- 13406264
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可