アナログとデジタルの共存

書誌事項

タイトル別名
  • Relationship between analog and digital technology
  • Current status and future prospectives of prosthetic fabrication using digital technology
  • デジタル技術を援用した補綴臨床の現状と展望

抄録

<p> 現在の補綴治療では,日常的にデジタルを意識した臨床がもとめられている.CAD/CAM冠の支台歯形成時には,それに適した形態にしないと誤差が生じ,臨床トラブルに直結する.また,前歯部でモノリシッククラウンを選択した場合,ある程度の色調再現は可能であるが,補綴専門医に求められているシェードマッチングを得ることは困難である.そのため,アナログとデジタルのどちらを選択すればよいのか,製作方法と材料選択には迷う点が多々ある.また,装置の製作法ではデジタルとアナログの境界線も明確ではない.そのため現状では,デジタル技術を正しく理解し上手に使うのみならず,アナログ技術を併用することで,良好な結果が得られる.</p>

収録刊行物

参考文献 (4)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ