アニオン性グラフトシルクの抗菌・抗ウイルス性能
書誌事項
- タイトル別名
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- Antibacterial and Antiviral Properties of Anionic Grafted Silks
抄録
<p>アクリル酸(AA)およびメタクリル酸(MA)による絹糸へのグラフト加工を行い,その抗菌・抗ウイルス性能について評価した.グラフト加工後の重量増加率(WG)に対するモノマー濃度依存性を評価した結果,どちらのモノマーについても,モノマー濃度に比例してWGが増加する傾向であった.WGの最大値は,AAを用いた場合で6.8%,MAでは24.6%となった.黄色ブドウ球菌に対する抗菌性を評価した結果,どちらのモノマーでグラフト加工した場合においても,WGの増大とともに抗菌活性が強くなる傾向を示した.一方,モノマー種類について比較した場合,AAグラフト加工絹糸は低いWGであるにも関わらず,MAグラフト加工絹糸より強い抗菌効果を有することがわかった.さらに,グラフト加工絹糸はインフルエンザウイルスA型(H1N1)に対して抗ウイルス活性を有することが明らかとなった.</p>
収録刊行物
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- 日本シルク学会誌
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日本シルク学会誌 31 (0), 77-81, 2023
日本シルク学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390297836121751936
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- ISSN
- 18811698
- 18808204
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可