和歌山毒カレー事件の法科学鑑定における放射光X線分析の役割

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書誌事項

タイトル別名
  • The Role of Synchrotron Radiation X-Ray Fluorescence Analysis in Forensic Analysis of Wakayama Arsenic Curry Murder Case

抄録

<p>日本の和歌山の小さな町で,1998年の夏にヒ素カレー殺人事件がおこった.祭りの会場で提供された,何者かが亜ヒ酸を入れたカレーを食べた4名が死亡した.この事件の解決に,SPring-8の115 keVのX線を使った高エネルギー放射光蛍光X線分析が決定的に重要な役割を演じた.本稿では,放射光X線分析が証拠物質の分析にどのように役だったかを解説する.</p>

収録刊行物

  • X線分析の進歩

    X線分析の進歩 44 (0), 73-80, 2013-03-31

    公益社団法人 日本分析化学会 X線分析研究懇談会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390297891918632064
  • DOI
    10.57415/xshinpo.44.0_73
  • ISSN
    27583651
    09117806
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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