プロアクティブ・エンジニアリングを効果的に進める生産技術部門の活動方法

DOI
  • 金澤 朗
    東京農工大学大学院工学府 機械システム工学専攻
  • 和田 正義
    東京農工大学大学院工学府 機械システム工学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • A Method of Activity in Production Engineering Division to Effectively Promote Proactive Engineering
  • — A Method That Collaborates with Organizations Inside and Outside the Company to Meet High Required Specification of Product Development Division —
  • ―製品開発部門の高度な要求仕様に応える企業内外と連携した方法―

抄録

<p>ものづくり企業では,顧客からのニーズの高度化に伴い製品開発の難易度は上昇し,生産技術部門でも高度な生産技術の開発が求められている.この開発を従来のコンカレント・エンジニアリングの手法で進めた場合,開発期間が不足し上市日程が遅れる可能性がある.そこで生産技術部門が製品開発部門に先回りして要求仕様を予測/先取りし,早めに生産技術の開発に着手して開発期間の不足を補う新たな仕組み(プロアクティブな仕組みと呼ぶ)を提案した.本研究ではこの仕組みに基づいた生産技術部門の具体的な活動方法を示す.研究開発部門や製品開発部門と比べ技術探索力や要素技術力が弱いとされる生産技術部門が,いかにして企業内外と連携し活動を成功に導くかが本研究のポイントである.</p>

収録刊行物

  • 生産管理

    生産管理 28 (2), 7-16, 2021

    一般社団法人 日本生産管理学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390298433282020352
  • DOI
    10.14846/seisankanri.28.2_7
  • ISSN
    21866120
    1341528X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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