賦活処理条件がもみ殻活性炭の細孔構造および比表面積に及ぼす影響

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タイトル別名
  • Effect of activation treatment conditions on pore structure and specific surface area of rice husk activated carbon

抄録

<p>米の生産に付随して副産するもみ殻は、食料と競合することなく、また、米の流通にともなって集積することから、極めて扱いやすいバイオマス資源である。しかし、もみ殻の一部は堆肥や畜舎の敷料などに利用されているが、残りの大部分は野焼きや投棄処分されている。そこで本研究では、もみ殻からの高機能な活性炭の製造を目指し、もみ殻炭化物の賦活処理が細孔構造に及ぼす影響について検討した。 賦活処理温度を750℃、850℃、950℃に変化させて活性炭を調製したところ、賦活温度が高くなるに従って収量は低下するが、マイクロ孔がより発達し高い比表面積を有した活性炭が得られることが分かった。また、マイクロ孔の形成に加えて、賦活温度が高くなるほどメソ孔もより形成されることが分かった。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390298433284057984
  • DOI
    10.14912/jsmcwm.34.0_307
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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