廃棄物固化式処分システムのライフサイクルコスト評価に関する研究

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タイトル別名
  • Life Cycle Cost Assessment of Solid Waste Disposal Systems

説明

<p>これまで著者らは、固化式処分場は従来型処分場と比較して、LCCが削減されることを示してきた。しかし、実証試験結果データを反映できていないという課題があった。 そこで、本研究では福岡市F埋立地内に設置した模擬固化式処分場での実証試験データを基に、条件設定の再検討を行い、埋立開始から跡地利用のための地盤改良までの期間を含めてLCCの計算を行うことで、固化式処分場の有用性を示すことを目的とした。結論として、埋立廃棄物1t当たりのLCCは10万t規模では、従来型より固化式の方が約2.0%小さくなり、100万t規模では、従来型より固化式の方が約17.6%小さくなることが示された。また、各ライフサイクルステージのLCCの比較では、従来型より固化式の方が建設段階と維持管理期間ではLCCが小さくなり、供用期間ではLCCが大きくなった。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390298433284111232
  • DOI
    10.14912/jsmcwm.34.0_457
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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