XバンドMPレーダを用いた吹雪時の地上視程のリアルタイム推定

DOI
  • 大宮 哲
    国立研究開発法人 土木研究所 寒地土木研究所
  • 松下 拓樹
    国立研究開発法人 土木研究所 寒地土木研究所
  • 大久保 幸治
    国立研究開発法人 土木研究所 寒地土木研究所 国土交通省 北海道開発局
  • 菅原 邦泰
    国立研究開発法人 土木研究所 寒地土木研究所
  • 西村 敦史
    国立研究開発法人 土木研究所 寒地土木研究所

書誌事項

タイトル別名
  • Real-time Estimation of Visibility Distribution During Snowstorms Using X-band MP Radar

抄録

<p>冬季の積雪寒冷地では、吹雪による視程の低下が交通障害の一因となる。本研究では、吹雪時の視程を面的かつリアルタイムに把握することを目標とし、XバンドMPレーダによる観測データを解析した。まず、レーダデータから求めた降雪強度と風速から、上空における吹雪の強さ(飛雪流量)の面分布を推定した。次に、落下中の降雪粒子が地面に到達するまでの間の風による移流を考慮し、地上の飛雪流量分布を推定した。この飛雪流量から視程を求め、視程計による実測値を比較したところ、両者は概ね一致していた。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390298668092482560
  • DOI
    10.11520/jshwr.36.0_282
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ