バーンバウム重要度計算に対する新アプローチ

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タイトル別名
  • A New Approach for Efficient Computation of Birnbaum Importance

抄録

バーンバウム重要度を用いると,優先的に高信頼化を図るべき構成要素を明らかにすることができる.しかし,バーンバウム重要度を全ての構成要素について算出する標準的な方法の計算量は,システム信頼度の計算を構成要素の数だけ繰り返すに等しいという意味で,必ずしも効率的とは言えない.これに対し,計算量を更に引き下げ,システム信頼度計算の計算量に等しい計算量で算出する方法も提案されているが,この引き下げは,システムが有向グラフで表現され,かつ,一定の限られた規則でトポロジーが簡約化(縮退)できるという非常に狭い範囲にしか適用できない.そこで本検討では,このような制約が存在せず,かつ,システム信頼度を全ての構成要素について算出することができ,しかも,計算量はシステム信頼度の算出に要する計算量に等しい新算出法を提案する.ただし,システム信頼度の算出にはSDP法を用いる.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390299229355356160
  • DOI
    10.14923/transfunj.2022jap1033
  • ISSN
    18810195
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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