ライフステージの変化に応じたサポートを必要とした卵巣がんの一例

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書誌事項

タイトル別名
  • A case of ovarian cancer required developmentally-appropriate care

抄録

<p> 思春期・若年成人(adolescent and young adult:以下AYA)世代は就職、結婚、出産、育児など多くのライフイベントを迎える世代であり、患者ごとに心理社会的な背景は様々である。そのためAYA世代のがん診療では個々のライフステージに応じた多彩なニーズに配慮することが重要となる。</p><p> 今回、24歳で卵巣がんに対して妊孕性温存手術を施行し、その後、妊娠、出産に至ったが、第2子出産後早期に再発が発覚した症例を経験した。本症例では経過の中で変動する患者の心理社会的状況に応じた多様なニーズや希望を把握し、がん治療に並行したサポートが必要であったため、その治療および支援の経過について報告する。</p>

収録刊行物

  • AYAがんの医療と支援

    AYAがんの医療と支援 4 (1), 9-13, 2024

    一般社団法人 AYAがんの医療と支援のあり方研究会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390299362606421760
  • DOI
    10.34598/ayaoncology.4.1_9
  • ISSN
    24359246
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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