食道癌化学療法中に大動脈血栓症を呈した1例

書誌事項

タイトル別名
  • A case of aortic thrombus during chemotherapy for esophageal cancer

抄録

<p>症例は59歳男性.食道癌Stage IVb(cT2N2M1)の診断で化学療法(5-FU+CDDP),放射線療法を開始した.開始第44病日に嘔気が,採血で肝胆道系酵素上昇が出現した.腹部CTにて腹部大動脈血栓症を認め,保存的加療にて血栓は消失した.その後化学療法を継続したが血栓の再発は認めなかった.本邦におけるCDDPにともなう大動脈血栓症の報告は過去8例のみであり,ここに報告する.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390299440020871936
  • DOI
    10.11405/nisshoshi.121.212
  • ISSN
    13497693
    04466586
  • PubMed
    38462469
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • PubMed
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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