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- 稲田 幹
- 九州大学中央分析センター 九州大学大学院工学研究院応用化学部門
書誌事項
- タイトル別名
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- Development and Structural Analysis of Ceramics for Solving Environmental and Energy Problems
説明
<p>廃棄物としての処理が問題となっている石炭フライアッシュについて,アルカリ水熱処理によるゼオライト化機構を解明し,組成制御やマイクロ波照射によりゼオライト生成量の向上を行った.気・液相中の有害有機物除去のための触媒としてメスポーラスシリカに着目し,酸点形成による吸着能向上と光触媒粒子の高分散化による分解活性の向上を行った.また,バイオマスであるグルコースを原料に高比表面積材料である多孔質カーボンを合成し,電気二重層キャパシタ性能を評価した.これらの環境・エネルギー問題解決のためのセラミックス開発において,種々の機器分析による表面・結晶構造解析,内部構造(状態)解析,細孔構造解析に取り組み,構造と機能(特性)の関係を明らかにした.</p>
収録刊行物
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- 分析化学
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分析化学 73 (7.8), 393-399, 2024-07-05
公益社団法人 日本分析化学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390301164734079616
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- ISSN
- 05251931
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可