レオカーナの原理と使用法
書誌事項
- タイトル別名
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- Principles and Usage of Rheocarna
説明
<p> 包括的高度慢性下肢虚血 (chronic limb-threatening ischemia: CLTI) の治療において, 血行再建術や, 経皮的血管拡張術等がなされているにも関わらず, 治療に難渋するケースは少なくない. 2021年に保険収載されたレオカーナは, 直接吸着療法をするにあたり血漿分離が不要な直接血液吸着療法であり, かつ, LDL-Cの値に関わらず吸着療法が可能となった. 対象患者は, 血行再建術不適応な潰瘍を有する閉塞性動脈硬化症(Fontaine IV)患者である. 血行再建術不適応の判断基準は, 血行再建術が実施できない (不適応) , もしくは, 実施しても術が不成功や再狭窄などで潰瘍が改善しない (不応答) 患者である. 不適応・不応答としては, 解剖学的困難, 血行再建術が手技的に不成功, 血行再建術が臨床的に不成功, その他の理由などがあげられる. 本編では, レオカーナの原理, 使用法等について述べる. </p>
収録刊行物
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- 日本フットケア・足病医学会誌
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日本フットケア・足病医学会誌 5 (3), 159-163, 2024-09-30
一般社団法人 日本フットケア・足病医学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390301684514390656
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- ISSN
- 24354783
- 24354775
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可