代替肉製品に対する消費者態度の決定要因

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タイトル別名
  • Determinants of Consumers’ Attitudes Toward Meat Substitute Products

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説明

<p>肉や乳製品の消費を減らすという形での食生活の変化は,気候変動を緩和するための主要な戦略のひとつと考えられている。代替肉市場は世界的に急速に拡大している。日本では,2020年以降,ほぼすべての大手食肉加工会社が植物由来の代替肉製品を発売している。本研究では,日本における植物由来の代替肉製品に対する消費者の行動に影響を与える要因について,首都圏在住者512名を対象としたオンライン調査(2021年12月実施)の結果をもとに,ロジスティック回帰分析を用いて検討した。その結果,調査実施時点において,植物性代替肉製品は消費者の間で認知され始めたばかりであることがわかった。植物性代替肉製品の摂取に積極的な消費者は,植物性代替肉製品に対する親近感や態度,社会規範,食肉への愛着程度,食の多様性を求める行動に影響されることが明らかになった。</p>

収録刊行物

  • 環境科学会誌

    環境科学会誌 37 (5), 164-179, 2024-09-30

    社団法人 環境科学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390301684514643840
  • DOI
    10.11353/sesj.37.164
  • ISSN
    18845029
    09150048
  • 本文言語コード
    en
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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