教科教育学における量的研究 : 分類と留意点 (特集 教科教育研究法)

DOI 機関リポジトリ オープンアクセス

書誌事項

タイトル別名
  • Quantitative research in subject pedagogy : classification and points of attention

説明

本稿の目的は,教科教育学における量的研究を分類するとともに,帰無仮説検定の問題点を踏まえて,教科教育学における量的研究を行う際の留意点を導出することである。本稿では,教科教育学における量的研究を1.評価方法を開発する研究,2.子供や教師の実態を明らかにする研究,3.教育実践の効果を明らかにする研究,4.研究成果を統合する研究に分類した。そして,量的研究を行う際の留意点として,有意であるか否かといった二分法による安易な判断を避けること,帰無仮説検定における前提を意識すること,問題のある研究実践になっていないか振り返ることの3点を導出した。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ