インドールの直截的かつ選択的な第一級アミノ化反応
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- 田上 拓磨
- 九州大学薬学部
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説明
<p>7-アミノインドールは,医薬品や生理活性物質に広く見られる重要な骨格である.この骨格を効率的に構築する手法として,インドールの位置選択的なアミノ化反応が注目を集めている.しかしながら,従来法で導入できるアミノ基はN-保護体に限られており,その後の脱保護を経て目的の7-アミノインドールに変換する必要があった.本稿では,Wangらによって報告された,インドールの位置選択的な第一級アミノ化反応による7-アミノインドールの的合成について紹介する.</p><p>なお,本稿は下記の文献に基づいて,その研究成果を紹介するものである.</p><p>1) Prabagar B. et al., Chem. Soc. Rev., 50, 11249-11269(2021).</p><p>2) Wang Z. -L. et al., Angew. Chem. Int. Ed., 63, e202412103(2024).</p><p>3) Ma C. -R. et al., Nat. Catal., 7, 636-645 (2024).</p>
収録刊行物
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- ファルマシア
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ファルマシア 61 (5), 446-446, 2025
公益社団法人 日本薬学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390304029121226112
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- ISSN
- 21897026
- 00148601
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可