リードタイムとキャッシュに着目した戦略プログラムをマネジメントするためのKPI 群の開発と有効性に関するケース研究
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- 上岡 恵子
- 日本ユニシス株式会社
書誌事項
- タイトル別名
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- Case study on the development and effectiveness of KPIs for managing strategic programs focusing on lead time and cash
- Example of environmental testing machine manufacturer E
- -環境試験機製造E 社の事例-
抄録
汎用的なKPIテンプレート開発は、企業固有の特性やプログラムの獲得価値の内容の影響を受けるため費用対効果は芳しくない。しかしプログラムマネジメントの実務への貢献に資することを目的とすると、ある程度普遍性を担保する前提を置いてKPIを識別し、獲得価値、階層や部門等に応じたKPI群を構築し提示することは検討に値する。本研究では製造業企業を対象に、全社成果KPIのROEを、工場経営で管理可能な売上、営業利益率、ROICに再設定し、これらを実現する部門のプロセスKPIを識別、プロセスKPIを貨幣価値に換算するモデルを構築した。このモデルを製造業E社の中期計画達成の為のプロセス刷新プログラムに適用し、有効であることを示した。
収録刊行物
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- 国際P2M学会研究発表大会予稿集
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国際P2M学会研究発表大会予稿集 2019.Autumn (0), 443-461, 2019
一般社団法人 国際P2M学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390564227319117440
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- NII論文ID
- 130007723730
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- ISSN
- 24320382
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可