書誌事項
- タイトル別名
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- Merkel cell carcinoma development in the presence of Bowen’s disease : a case report
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説明
<p>症例は77歳,男性。約1年半前から左下腿に皮疹があり近医にてステロイド外用するも改善しなかった。びらん,痂皮,紅色結節を伴う紅色局面よりBowen病が疑われたため,一部結節を含めて皮膚生検を施行。有棘細胞癌が疑われ当科紹介となった。当科初診時,左下腿に約4 cm大の境界明瞭な紅斑局面を認め,中央にびらん,結節を伴っていた。切除術を施行し,病理組織学的に紅色局面部はBowen病,結節部はMerkel細胞癌と有棘細胞癌の両者が存在すると考えられ,Bowen病の中に生じたMerkel細胞癌と診断した。Merkel細胞癌は表皮由来の他の皮膚悪性腫瘍との合併例が知られており,病理組織学的に考察を加え報告する。</p>
収録刊行物
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- Skin Cancer
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Skin Cancer 34 (2), 160-164, 2019
日本皮膚悪性腫瘍学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390564227332417536
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- NII論文ID
- 130007738933
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- ISSN
- 18843549
- 09153535
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可