日本の学術電子ジャーナルの現状・課題とオープンサイエンスの進展を踏まえた展望

  • 林 和弘
    文部科学省 科学技術・学術政策研究所

書誌事項

タイトル別名
  • Perspective of E-journals in Japan toward Open Science paradigm
  • ニホン ノ ガクジュツ デンシ ジャーナル ノ ゲンジョウ ・ カダイ ト オープンサイエンス ノ シンテン オ フマエタ テンボウ

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説明

<p>研究者の成果公開メディアとして数百年にわたって重要な役割を果たしてきた学術ジャーナルは,電子化,オープンアクセス化を経て,本格的にデジタルトランスフォーメーションする時代に突入した。過渡期にある現在において,日本の各学会と学術ジャーナルは,プレプリントサーバー,オープンアクセスとそれに伴う著作権やライセンスの対応,およびデータポリシーの制定を早急に行う必要がある。また,はじめに学術ジャーナルや査読の枠組み自体が変容することを前提とした長期的展望を踏まえた準備が必要であり,学会・出版機能のデジタルトランスフォーメーションに主体的に取り組むことになる。</p>

収録刊行物

  • 情報の科学と技術

    情報の科学と技術 69 (11), 492-496, 2019-11-01

    一般社団法人 情報科学技術協会

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