アンテドラッグ/ソフトドラッグのドラッグデザインの実例と展望
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- 今井 輝子
- 熊本大学薬学部
書誌事項
- タイトル別名
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- General Principles and Recent Advances of Antedrug/Soft Drug
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説明
<p>アンテドラッグは「副作用のない医薬品」を目指して、不活性代謝物に単代謝されるようにデザインされた医薬品であり、ソフトドラッグとも呼ばれる。局所投与用のステロイド剤の普及で飛躍的にその価値が認められ、薬効を最大限に活かした副作用のない医薬品の開発方法として、多くの医薬品にアンテドラッグ的な分子設計が応用されてきた。低分子医薬品の開発が低迷している今、開発中の医薬品も数多い。本稿では、アンテドラッグ/ソフトドラッグの特徴、生体内変換酵素として利用できる加水分解酵素について説明し、さらに、デザイン方法に準じて、開発中の医薬品を含めて代表的なアンテドラッグ/ソフトドラッグの例を紹介する。</p>
収録刊行物
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- MEDCHEM NEWS
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MEDCHEM NEWS 25 (4), 207-213, 2015-11-01
公益社団法人 日本薬学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390564238017534720
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- NII論文ID
- 130007480823
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- ISSN
- 24328626
- 24328618
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可