書誌事項
- タイトル別名
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- Factors influencing hostage takers' decisions to surrender: Effects of surrounding factors on hostage takers' decision-making processes
- ヒトジチ タテコモリ ジケン ノ ケツマツ ニ エイキョウ スル ヨウイン ジョウキョウ ヨウイン ガ ハンニン ノ イシ ケッテイ ニ アタエル エイキョウ ニ ツイテ
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抄録
<p>本研究では,我が国で過去に発生した人質立てこもり事件87件を分析し,犯人の投降に影響を与えた状況要因について検討した.その結果,以下のことが明らかとなった.</p><p>1 事件中に,犯人が人質を死傷させた場合には,犯人が投降する確率が低かった.</p><p>2 発生場所が建物内である場合,犯人がマスコミ報道を要求している場合,犯人と人質問に会話があった場合には,犯人が投降した確率が高かった.</p><p>3 立てこもり事件の終結においては,犯人の投降もしくは立てこもり継続への意思決定と,警察の強行制圧もしくは交渉継続の意思決定の双方が影響していたことが示唆された.</p><p>本研究の結果により,我が国における過去の人質立てこもり事件において,どのような状況要因が,犯人の投降に影響したのかが,明らかになった.今後は,犯人,警察,人質問のダイナミックスについて,さらに研究を進める必要がある.</p>
収録刊行物
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- 犯罪心理学研究
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犯罪心理学研究 40 (1), 21-33, 2002
日本犯罪心理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390564238021106304
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- NII論文ID
- 110000311159
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- NII書誌ID
- AN00206218
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- ISSN
- 24242128
- 00177547
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- NDL書誌ID
- 6390265
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可