突堤が設置されたカスプ地形海岸で発生する離岸流の流況把握

  • 犬飼 直之
    長岡技術科学大学 技学院環境社会基盤工学専攻
  • 山下 晃史
    千葉県
  • 山本 浩
    長岡技術科学大学 技術支援センター教育・研究支援部門基礎教育支援グループ

書誌事項

タイトル別名
  • STUDY ON GRASP OF CURRENT CONDITION OF THE RIP CURRENT TO OCCUR IN SANDY BEACH
  • トッテイ ガ セッチ サレタ カスプ チケイ カイガン デ ハッセイ スル リガンリュウ ノ リュウキョウ ハアク

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抄録

既往研究成果によると,新潟県内だけでも2001年からの13年間で合計193件の海浜事故が発生しており,特に新潟東港周辺において離岸流が原因と思われる海浜事故が多く発生している.既往研究による現地調査によって離岸流の流速や規模などのデータが取得されているが,調査時の波浪・地形条件下の離岸流であり,波浪や地形条件が異なる場合,離岸流の流速は変化するが,それを予測することは困難である.本研究では,波浪や地形条件から離岸流流速を安易に把握することを試みた.まず現地調査を実施し,離岸流や向岸流の発生状況を把握した.次に,現地調査に得た観測データと波浪・地形条件を用いて,離岸流流速を推算した.最後に波浪・地形条件を変化させ離岸流流速を推算し,観測値と比較した.

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参考文献 (1)*注記

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