書誌事項
- タイトル別名
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- The utility of body composition evaluation using BIA method in patients with COPD
- COPD カンジャ ニ オケル BIAホウ オ モチイタ カラダ ソセイ ヒョウカ ノ ユウヨウセイ
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説明
<p>安定期慢性閉塞性肺疾患患者61名を対象に歩行速度,握力とBIA法(Bioelectrical Impedance Analysis)を用いて算出した骨格筋指数(skeletal muscle index; SMI)によってサルコペニアを診断した.38例(62.3%)に骨格筋量の減少がみられ,24.6%がサルコペニア,6.6%が重症サルコペニアであった.病期の進行やBMI低下に伴い骨格筋量減少群の割合が増加したが,肥満でも27.3%に骨格筋量の減少(サルコペニア:18.2%)が認められた.血液検査では,SMIは血清プレアルブミンと有意な相関が認められた.COPD患者の栄養スクリーニングツールとしては,MNA,MNA-SFがMUST,GNRIに比べ骨格筋量の減少をより反映していた.</p><p>安定期COPD患者においては,骨格筋量の測定とMNAやMNA-SFによる栄養アセスメントの有用性が示唆された.</p>
収録刊行物
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- 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌
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日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 27 (3), 336-341, 2018-11-05
一般社団法人 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390564238048869248
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- NII論文ID
- 130007538254
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- NII書誌ID
- AA1219409X
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- ISSN
- 21894760
- 18817319
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- NDL書誌ID
- 029375108
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可